検索・登録が遅すぎる…社内システムが爆速に!
- 業種 不動産関係
- 導入規模 15アカウント
- 利用用途 物件管理
導入前の課題
フルスクラッチで開発したシステムの導入から数年が経過し、動作が重くなってきていました。
週に何度も利用する登録画面の動きを例に挙げると、5分で済むような作業が1件あたり10分以上かかっており業務に大きな影響が出ていました。
また検索画面の動きも遅く、検索ワードの入力後にどれくらい時間がかかっているのかも分からないほど、システムの検索機能に支障がでていました。
レキサスの運用改善プラン
既存のシステムをkintoneに置き換えることで高速化できることは期待できていましたが、
既存システムで出来ることを損なわずかつ、画面情報も出来る限り変えずに移管できれば、
kintoneの業務利用もスムーズに開始できると考え、下記のカスタマイズを実装しました。
・一覧画面での改行表示を行い、物件情報を1画面に収める
・地図描写のカスタマイズを行い、MAP画像をレコード画面に表示
・近隣の物件一覧を地図画像上にプロットすることで、物件情報の重複登録を未然に防ぐ
・物件区分に応じてレコードを色分けすることによって、視覚的に情報を区別する
・RetoponeU Excelを利用し、物件情報の帳票出力に対応
(PDFではなくExcelで出力することにより、文字を指定セルに収めることを実現)
既存のシステムの機能を削らないよう、足りない部分はカスタマイズにて対応しましたが、
kintoneの標準機能も活用しています。
導入機能
コメント機能
・各物件のレコードを登録したあとの補足情報としてコメント機能を利用することで
物件を確認した時の周辺環境の報告や契約時の条件条件などが即時に共有できるようになった。
一覧機能
・物件の区分毎に一覧を作成し、担当の区分/地域/価格などの条件に応じて一覧画面を活用している。
・定期的に行なっている社内会議で、最新の登録物件情報をExcelにまとめて一覧表を作成する業務を行なう必要が無くなった。
・現在は、共有したい情報で一覧を作成し、プロジェクターに一覧画面を表示してペーパーレスに情報共有を行なっている。
・また、利用しない物件にチェックを付けることによって活きている物件情報のみを絞り込み、共有できるようになった。
検索機能
・特定の条件を入力した時に、今までは最大で5分以上の検索結果表示待ちがあったが、
現在は即座に見られるようになった。
クライアントからのコメント
最後にレキサスkinoneに関してのコメントをいただきました。
kintoneはやろうとしたら自分でできると思いますが、実績ある所に頼んで提案してもらいながら進められたのは安心でした。プロに頼んで良かったです。
以前、利用していたシステムは毎年保守費用がかかっており費用対効果が分かりづらかったのですが、レキサスは開発費用が明確で、納品後のkintoneライセンス費用も分かりやすく、どこに費用が発生しているのかが明確で安心できました。
すでに数千を越える物件データは、いまでも日々更新されており、快適に登録・検索できるkintoneを活用しています。現在も外出先にてタブレット端末で活用していますが、社内ネットワーク経由での利用の制限により、ログインに手間がかかっています。今後は、社内のセキュリティーポリシーと照らし合わせながらクライアント証明書のオプションプランを検討中です。
以上、不動産関連会社様の事例をご紹介させていただきました。